Shake Shack Inc. (SHAK) 銘柄紹介 --ここ2年のシェイクシャックのキャッシュの動きをウォーターフォールチャートにしてみました。ついでに、シェイクシャック恵比寿店を視察。超行列で食べてはおりません(泣)

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今回は、ニューヨークのハンバーガー屋さん、Shake Shack Inc. (SHAK)をご紹介します。
当企業は、ニューヨークで始めたハンバーガー屋さんなのですが、ニューヨークのセントラルパークでは圧倒的な人気があって、今では世界に店舗展開をしています。

日本へは、昨年の11月に初出店を果たしています。現時点で日本では3店舗の展開まできています。

2015年11月13日 外苑いちょう並木店
2016年4月15日 アトレ恵比寿店
2016年9月22日 東京国際フォーラム店

株式の方は、私は去年(2015年)の3月と11月に当企業を購入しました。↓

「組入銘柄 2015年11月 --NISA枠の余りを使い、P&Gとシェイクシャックを購入、シェイクシャックはいつの間にか青山に日本上陸」

最初に購入した2015年の3月頃はまだ日本への出店が出ていなかったか、もしくは検討されていた程度だったのですが、その後、株式を2回目に購入したあと、気づいたら外苑に出店していました。
その当時から外苑のお店には行きたかったのですが、ネットの情報ではとてつもない待ち時間が報告されていたので、行けずじまいの状態でした。

今回は恵比寿に行く用事があったので、通りがかりでとりあえず外から見学してきました。

11月13日18時頃のお店の様子ですが、この時間でも外まで行列がはみだしていて、30分位の待ちは覚悟しないといけないようでした。1年経った今でもお店に行って食べるのは簡単にはいかなそうですね。ヽ(^o^)丿

さて、では会社の情報を見ていきましょう。

つい最近の株価です。ここ6ヶ月のチャートですが、ジリジリと下げたあとつい最近、かなり暴騰気味に上昇しています。
この会社はまだ、上場後2回しか本決算をしておらず、収益の状況が分かりづらいです。たぶん、世界的な出店数もまだ多くはなく、急成長というわけではないため、そんなに儲かっているわけではありません。財務の推移も分からない状況です。こんな状況なので株価は上場後、じわじわと下げてきたのですが、おそらく今後は、世界的な出店に伴って業績が上がっていくと予想できます。

いつ買うかはまあ、神のみぞ知るですが、長く持つなら早いうちに買っておいたほうが良いでしょう。

経年データが少ないので、財務情報を捉えるのは難しいのですが、キャッシュフローのウォーターフォールチャートを2ヵ年分作成しました。

こちらは、2014年。

こちらは、2015年。

2ヵ年の傾向ですが、ともに、本業の利益は少ないか、まだ赤字状態。そんな状況の中で設備投資を大きく実施しています。それをカバーしているキャッシュが、2014は借入、2015は株式での資金調達となっています。

営業キャッシュフロー、投資キャッシュフロー、財務キャッシュフローの2ヵ年の推移はともに、「+」「-」「+」。

このパターンは、教科書通りに考えると、

「営業活動で現金を生み出した上に借入などで現金を増やし、積極的に投資活動を行っている。将来の戦略も明確な優良企業パターン。」ということで、成長軌道に乗れば、大きくなる会社であろうと思われます。

日本の出店から1年が経ちましたが、まだ行列ができているということで、本業のクオリティは高そうです。今後も期待できそうですね。

この記事のまとめ:

  • シェイクシャックはニューヨークセントラルパークから世界に羽ばたいているハンバーガーやさん
  • 日本にも1年前に出店
  • 上場後の2カ年のキャッシュフローも順調