Mercadolibre, Inc. (MELI)12 銘柄分析 --南米のeコマースの雄、メルカドリブレのキャッシュフローを経年的に見てみた!

メルカドリブレの3つのキャッシュフローについて、時系列的に見ていきます。

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■キャッシュの使い方を時系列で

青い色が営業キャッシュフロー、赤い色が投資キャッシュフロー、緑色が財務キャッシュフローとなります。
まず全体的にキャッシュフローの大きさ自体が伸びています。メルカドリブレは成長事業ですので、当然に稼ぐお金、使うお金が大きくなっているわけです。

次に目立つのは、赤色の投資キャッシュフローが2014年と2018年に大きくキャッシュアウトしていること。これはこの年に大きな投資が行われているということです。メルカドリブレは楽天のようなeコマースサイトを運営していますので、大きな設備が必要となる瞬間が数年に一回ずつ起きているのがわかると思います。

その年に合わせて、同時に緑色の財務キャッシュフローが大きくキャッシュインしています。これは設備投資のために、借入や株式により現金を調達しているということになります。

分かりやすいですね。

その状況をバブルチャートで表しますと、玉の大きさに当たる営業キャッシュフローは少しずつ大きくなっているのが分かります。
上述の通り、2014年と2018年だけ、左の象限に寄っていますね。横軸は投資キャッシュフローです。定期的に投資を実施しているのが分かりますね。

■今後の成長は

メルカドリブレはまだ成長過程の企業であると思われるため、今後も投資を定期的に続けて、利益を上げていくと思われます。
このような企業は、PLの利益だけでなく、キャッシュフロー計算書もあわせて見ていくと会社の成長状況やリスクを把握しやすいです。

ワタクシゴトですが、2018年5月に本を出版しました。
株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!
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ビジネス社さんより出していただきました。

この記事のまとめ:

  • メルカドリブレは南米の楽天と呼ばれるeコマース企業
  • キャッシュフローは、数年に1回と定期的に投資をしている状況
  • その年は、借入などの財務キャッシュフローがキャッシュインしている