定点観測 2020年11月 --11月は各国市場とも、前月に比べて大幅上昇しました。資産を増やした方も多かったと思います。^_^

11月末の指数は、すべての市場で株価が上昇。急激すぎる感じです。

こんな時は休むのも相場ですので、何もしないでおきましょう。

■S&P500

S&P500。

米国株は、今月は10.75%の上昇。前月2.77%下げていましたが、それを踏まえても大幅に戻しています。過去1年の正規分布から見ると、1σを遥かに上回っています。買いづらい局面です。

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■ジャカルタ総合指数

ジャカルタは、9.44%上昇。前月の5.30%上昇から見るとかなり上げてきています。

ここのところ低迷していたインドネシア株でしたが、少し戻しました。

■日経225

日経225は、15.04%の強烈な上げ。

一気に高値圏になってきました。1σを上回ってしまいました。買えないです。

■香港、ハンセン指数

香港市場は、9.27%の上昇。

やや低迷していた香港市場も真ん中くらいまでには戻してきました。
■インド、ムンバイSENSEX30

インドのムンバイSENSEX30は、11.45%の強烈上昇。こちらも一気に過去1年の標準偏差で、1σを超えてきました。

なお、今回のグラフ及び作成手法は、ブログ記事「定点観測 2017年7月 --過去1年移動平均と標準偏差からみた株式市場の買い場」に依っています。ワタクシゴトですが、2018年5月に本を出版しました。
株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!
amzn.to/2G1VtGw 
ビジネス社さんより出していただきました。

この記事のまとめ:

  • どの市場も大幅上昇
  • 低迷していたインドネシア株式市場、香港株式市場も高値に
  • 当面は静観