The Walt Disney Company (DIS)9 銘柄紹介 –ウォルト・ディズニーの買収前の株価を見てみましょう。あと、損益分岐点(BEP)を確認して、事業の強さを見ます。
※画像は、ウォルト・ディズニーからお借りしています。
ウォルト・ディズニーが米国メディアの大手、フォックスの事業を買収します。前2回はウォルト・ディズニーの財務諸表を見てきました。前2回の財務諸表分析はこちら↓。
「The Walt Disney Company (DIS)7 銘柄紹介 –ウォルト・ディズニーが米フォックス事業を約7兆4400億円で買収。買収前の最新の財務諸表を見てみましょう。ヽ(^o^)丿」
「The Walt Disney Company (DIS)8 銘柄紹介 –ウォルト・ディズニーの米フォックス買収に伴い、財務諸表の分析をしてみた。今回は事業の収益性を。ヽ(^o^)丿」
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今回は、ウォルト・ディズニー・カンパニーの株価の推移と、損益分岐点を見てみます。
■株価の動向
ここ5年の株価チャートです。
2015期がピークとなっています。2015期までは増収増益でしたが、2016期と2017期では、増収減益、減収減益となりましたので、株価も冴えなかったですね。
ただ長い目で見ますと成長基調です。
■損益分岐点、CVP分析
次に、損益分岐点です。
大きな変動はありません。安全余裕率は上がっており、安定度が増しています。
これは主に変動費率の低下によるものです。売上はやや下げている局面ですが、事業は強くなっていますね。
直近の損益分岐点を図示してみます。
固定費もそれほど大きいわけではなく、変動費率も高いわけではありません。安定的であるといえます。事業自体は多角化されていますが、主にコンテンツ事業が引っ張っていますので、粗利は大きい事業です。
今後は、その部分を買収によりさらに強化され、規模拡大による事業シナジーも働くかと思われますので、更なる変動費率の低下、粗利の確保が予想されます。少しは期待して良いかもしれません。
この記事のまとめ:
- ウォルト・ディズニーの株価はここ2期低迷
- 理由は利益の減少による
- 損益分岐点は低く、安全余裕率は高い
- 今後は、更なる変動費率の低下、粗利の確保が予想される
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