Shake Shack Inc. (SHAK) 銘柄紹介8 –今回は、シェイクシャックの収益性、バランスシートの状況を見てみましょう。

ニューヨーク由来のやや高級なハンバーガー屋さん、シェイクシャックの2018期の財務状況を見ています。今回は、収益性とバランスシートの推移を見てみましょう。

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まずは、PLから収益性です。売上の伸び率はすごいものがありますが、2018期は粗利を下げていますね。

ROA、ROEは横ばいと見ていいでしょう。かなりの資金調達をしている中で、総資産や純資産に対して、利益をキープしているのは本業の強さでしょう。

原価がかなり上がっています。投資が進んでいて、店舗展開が激しいので、費用が嵩んでいる様子が分かります。成長企業にはしょうがないところですが、かなりの伸びです。あと、販管費が減っているので、ヤフーファイナンスや決算書の定義の問題かもしれません。どちらにしても費用は嵩んでいます。

売上を上げるに連れて在庫も増えています。対売上の在庫比率が上がっているのは少し問題がありそうです。

投資に伴い、借入も増えている様子が分かります。流動比率等が悪くなってきていますね。

投資に伴い、固定資産が大幅に増えています。ただ、長期の負債はそれほど増えていないので、まあ安心です。固定比率や長期固定適合率が高いのは、負債だけでなく自己資本で資金調達をしているからです。ほとんどが投資に回っているのが分かります。

ワタクシゴトですが、2018年5月に本を出版しました。
株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!
amzn.to/2G1VtGw 
ビジネス社さんより出していただきました。

この記事のまとめ:

  • 収益性に関しては、数値的にはやや悪化しています
  • 世界的な店舗展開をしているため、バランスを崩すシーンが有るためです
  • もちろん超優秀な企業ではありませんが、成長性はピカイチです

投稿者プロフィール

もりかずお
もりかずお代表