売らない投資家、保有し続けることの難しさを解説

私の持ち株の中で、特に価格変動が激しい「シェイクシャックShake Shack Inc. (SHAK)」

今回は、私のエントリーから現在までの推移を振り返ってみます。

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購入日と理由

4回に分けて購入をしているのですが、2015年に安くなったときを見計らって購入。2015の最初の方と年末の方で購入しています。

購入理由は、第2のスターバックスコーヒーにならないかな、という淡い希望でした。

まだ、米国でも大規模に全国展開されていなかったのと、日本進出も予定されていましたので、このまま世界進出していけばフロンティアは大きいかな、というイメージでした。

企業価値と価格上昇

購入後、しばらく株価は低迷していましたが、業績もそれなりに良かったですので、じっと保有していました。

業績はこんな感じでしたね。
売上については、コロナの影響を少し受けていますが、あまり目立ちません。これは売上成長が新たな店舗展開によるもので、世界展開をしているので比較的、出店計画への影響が少ないのが見て取れます。
一方利益はかなり毀損していて、ここ2,3年でやっと成長基調に乗せているのが分かります。やっと赤字を脱しています。

これらの業績に対して、3年ほど経った頃、株価が上昇をし始めて、2018年に急上昇。そして2019年は一気に駆け上がり100$になりました。

まず、この3年ほどのグダグダ時代を乗り切れるかどうかが、株式投資を成功させるポイントがあります。頻繁に気にしていると売りたくなってくるのが人間の性分ですが、まず、1つ目の危機、売らずに過ごす、と言うことがクリアできたら、入口に到達です。

コロナショックと飲食業

そんな感じで有頂になっているとやってくるのが、暴落。

今回はコロナショックという本格的な暴落で、買値からは半額、ピークからは四分の一というプライシングをされた時に乗り切れるかどうか。

ここも非常に重要な局面です。

選択肢は、やり過ごす、売っちゃう、買い増す。可能であれば、買い増す。これができれば、長期投資で途轍もない利益を得られると思います。まずは、やり過ごせるような心構え、もしくは株価を無視する習慣を身に着けましょう。

再び上昇→下降→再々上昇

コロナショックの余波は意外に早めに収束して、市場全体も今回は3ヶ月位で元に戻り、その後はコロナ前以上に上昇していったイメージです。

これは、世界中で金融緩和が行われたので、金余りが生じ、それが株式市場に回ってきたのが原因だと思います。こんなことは全て予想できないことなので、こんなイベントの価格変動は流す投資法を身に着けましょう。今度の上昇は、120$くらいまで来ましたので、買値から2.5倍、底からは5倍位となっていました。

さらにさらに、2021年からは再度大きく下落、再び、25$まで下落してしまいました。

まあ、この数年でこんなに上下すると、流石に虚無の気持ちになっていまして、もうどうでもいいか、という気持ちになります。重要なのでは業績だけはきちんとチェックしておく必要があります。このあたりでは、それほど減収減益をしているわけでもなく、本業は相変わらず世界中で出店が続いていたので、未来は明るかどうかを肌身で感じられるようになりましょう。

高PER下のさらなる上昇

そして、2023年からは再上昇。現在に至ります。

まとめ

この銘柄が私の保有した中では、一番変動が激しいものの一つになります。

上述の通り、業績が変わらない中で、価格のみが変動していくものは本質的にはすべて流しています。

感情が動かされないようにコントロールすることが肝要です。

価格の振れ幅で心が動かされないような手法を開発したり、考え方を持つことが株式投資では重要です。

投稿者プロフィール

もりかずお
もりかずお代表