Mercadolibre, Inc. (MELI)10 銘柄分析 –株価好調な理由はキャッシュの使い方にあった!8期に渡るキャッシュフローの状況をウォータフォールチャートで見て、事業戦略を俯瞰します。(・∀・)
2018期の決算を踏まえて、成長著しいメルカドリブレの財務状況を見ていきます。
今回はキャッシュフロー計算書を8期に渡って、ウォーターフォールチャートでみていきます。
ランキングで、今こんな順位にいます☆(*・.・)ノ
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2011期。本業の利益を、設備投資や各種投資に使っています。
2012期もキャッシュの使い方は変わりませんね。
2013期も同様。
2014期は、少し様相が変わっています。純利益が少なくなっています。また、投資を大きく増やしたため、キャッシュが足りない分を借入で埋めているのが分かります。
この期が次の成長への分岐点になっています。
2015期。通常のキャッシュの使い方に戻りました。
2016期も同様。ただ、前年くらいから、アカウント債権の変化、負債の変化という項目が大きくなっています。これは、売掛金の増減、買掛金の増減によるものです。これらの掛取引の項目が大きくなってきているのは、売上規模が大きくなってきていることが要因です。
掛取引ではキャッシュベースの入金、出金が1ヶ月から数ヶ月ずれますので、このギャップの部分になります。
2017期もほぼ同じ。
2018期は、ここ数機では初めて赤字となりました。それでも、投資が大きくなっています。さらなる成長のための投資でしょう。そのお金は借入で調達しています。
■今後の期待について
投資額が大きく、さらなる背帳が期待できます。
南米のeコーマス市場はまだまだ成長の余地があります。また、楽天のようにネットサービスを更に多角化していくでしょうから、さらなる成長も予想されます。
ワタクシゴトですが、2018年5月に本を出版しました。
「株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!」
amzn.to/2G1VtGw
ビジネス社さんより出していただきました。
この記事のまとめ:
- メルカドリブレはアルゼンチン・ブエノスアイレスに居を構えるeコマース企業
- 8期に渡るキャッシュフローを見てみた
- 5年に1度ほど、大きな投資を実施
- キャッシュを戦略的に使っているのがわかる
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