Intuitive Surgical, Inc. (ISRG) 銘柄紹介4 --ロボット手術の米国最大手。成長事業を踏まえて、2017期決算の収益性を見てみます。今回は一時的にEPSを下げているようです。

※画像は、Fortune誌からお借りしています。

米国株の2017期の決算データが出揃ってきています。
今回は、米国でロボット手術の機器を扱っている最大手企業の収益性を見てみます。

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■利益水準の変化

 

ここ6年の売上から各利益の水準を見てみます。
まず売上は、2014年に一度減収になりましたが、それ以降順調な成長を続けています。
それに合わせて、粗利益も成長しており、本業の固さが見受けられます。
営業利益も成長中。
このような本業が強い企業は、成長株投資の基本ですから、注意をはらいましょう。
一方、最終利益(純利益)は2017年になってやや下げました。これは特別損失等の本業ではない理由ですので、あまり気にすることもないでしょう。

■EPSの変化

最終利益の減益に合わせて、EPSも下げました。これは株価の下落要因ですね。

■株価の変化

株価は、直近で一時的に下げましたが、ここのところ持ち直しています。
もちろん、減益による反応もありますし、その時々の市況の関連もあります。
このあたりの変動はいろいろな要因が考えられるので、あまり深く考える必要はないでしょう。

■今後のはなし

このような企業は成長が続く限り株価は上がっていきます。
今回は、本業以外の要因で減益していますので、今は買いますタイミングかも知れません。
その後も成長していくと思われますので、本業と関係ない減益、その他にも市場が冷え込んでいるときに、積極的に買い増していきましょう。

この記事のまとめ:

  • インテュイティヴ・サージカルはロボット手術機器、最大手
  • 2017期の決算が出た
  • 売上、粗利益、営業利益とも成長
  • 純利益のみ減益となり、EPSも低下
  • これに伴い一時的に株価を下げた時があった
  • このような時に、積極的に買い増していきたい