Hong Kong Exchanges & Clearing Limited (0388.HK) 配当が出ました –世界6位の時価総額を誇るアジアの証券取引所、中国本土との連携で取引量が増加
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Hong Kong Exchanges & Clearing Limited (0388.HK)の2014年本決算の配当が出ました。当会社は、香港の証券取引所で時価総額で世界6位となっています。グラフ資料の元データは、WFE。
緑色が東京証券取引所、赤色が中国系の証券取引所で、左から上海証券取引所、香港証券取引所、深セン証券取引所となっています。
中国系は、3つ足すと優に東京証券取引所を上回ってきますね。
中国の証券取引所は過去の経緯もあり不思議な状況になっています。
上述の3つの取引所(上海証券取引所、深セン証券取引所、香港証券取引所)に加え、上海証券取引所と深セン証券取引所には国内の中国人しか取引できないA株市場と外国人専用のB株市場があります。市場の原則として、「一物一価」が基本なのですが、中国政府の規制のお陰で一物三価もしくはそれ以上の価格のばらつきとなっています。今では、上海、深セン、香港と3市場に上場している企業も多いですので、この辺りが中国株の妙となっているわけです。
この市場の歪みのお陰で中国の3市場は歴史上冒頭・暴落を繰り返しています。
ここ2,3ヶ月前も、上海市場との相互取引制度「滬港通(上海-香港ストック・コネクト)」の発表で大きく上昇しています。
次に財務および割安指標の状況ですが、
ROE 24.8 %
ROA 3.1 %
PER 66.80 倍
PBR 16.29 倍
配当性向 89.6 %
配当利回り 1.34 %
総資産回転率 0.1 回
株主資本回転率 0.5 回
EPSの推移は、
2013 3.95
2014 4.44
2015(予想) 7.71
2016(予想) 8.94
と順調な伸びを見せています。
香港証券取引所は今後もアジアマネー(世界も)を集め続けると思いますので、長期の投資先としては良いかと思います。
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