China International Marine Containers Group Co. Ltd.(2039.HK) 配当が出ました --中国のコンテナ会社、中国の経済成長に伴い大きくなってきましたが正念場を迎えています

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中国国際コンテナ(China International Marine Containers Group Co. Ltd.)の2014年本決算の配当が出ました。
現時点での配当利回りは、2.69%でまあまあの利回りとなっています。
PERは12倍程度で割安株の部類でしょうか。この会社の株式はだいたいこれくらいの株価収益率で回っています。

この会社も、他の中国株同様10年ほど保有していて、3倍ほどの株価になっています。
昔は、中国の好景気に支えられコンテナ製造の需要も逼迫していましたので、好業績となっていました。現在は、少し事業を多角化して大きな会社になったので、安定した利益を出している状況です。

今日は業績を見ていきましょう。

収益力ですが、売上は、まあ安定的に推移しています。利益率(特に粗利益率)が少し下がってきているのが気になりますね。

資金繰りですが、流動比率は100%を超えていて合格ですが、当座比率はもうちょっと上がっていて欲しいところです。コンテナ等の在庫が過剰でないことを願うところです。

キャッシュフローですが、営業キャッシュフロー(玉の大きさ)は、順調に成長していて、本業が校長のようです。ここ大事です。
投資キャッシュフロー(横軸)は、マイナスでこちらも順調に投資にお金を使っていることが伺えます。
財務キャッシュフロー(縦軸)は、概ね借入をしているようで、額も安定的にですので、返済できる範囲なのでしょう。

この会社の業種は、これから花型というわけではありませんが、この会社は無理ない事業展開をしていて保有するには問題無いでしょう。
ただ、今後は中国株自体に問題が出てきますので、購入は避けたほうが良さそうです。