銘柄の選び方と投資法とのマッチングのさせ方 第4回 --時価総額16位から20位の銘柄を見てみます。MMM、SHAK、DIS、NTES、TLKM

私の投資法の変遷は、過去の記事「バリュー株投資、成長株投資、ファンダメンタルズ投資、さらにインデックス投資だったり個別株だったり --投資の流儀は色々あるけれど・・・」でも書いていますが、
①黎明期、初心者の頃
②純粋割安株投資の頃
③成長株投資の頃
④成長株を割安に購入しようとする試みの頃
⑤配当利回りも重視し始めた頃
⑥インデックス投資
のように紆余曲折してきましたので、今保有している銘柄もその時々の戦略によって購入したものです。

今回は、時価総額16位から20位の銘柄のご紹介です。自分の投資戦略の中で、どのような理由で購入したかなどを書いていきたいと思います。

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スリーエム (MMM)

この企業は皆さんご存知ですね。この会社はイノベーションを促すために「15%ルール」と言う働いている時間の15%を自分の業務以外のことを考える時間としています。
こんな会社ですから、ポストイットを始めとする面白い商品を世の中に出し続けています。

この会社を買ったのは、財務状況が安定していること、そして配当がそれなりだったため購入しました。
購入戦術としては、「⑤配当利回りも重視し始めた頃」ですね。ただ、いわゆる高配当銘柄ではないので、ポートフォリオを安定させるために購入したことになります。

株価の方は少し日本株も入れたいと思った時に、株価がトントンでいまいち占領してなかったので、優先順位的に売却した次第です。

シェイク シャック A(SHAK)

シェイク・シャックさんは、ニューヨーク発祥のハンバーガ屋さんです。
日本にも上陸していて、13店舗展開していますね。

この会社の投資戦略は、「④成長株を割安に購入しようとする試みの頃」ですね。世界出店数が凄いので、当面の成長はすごそうです。

株価は先日まで倍くらいにはなっていたのですが、ここ1ヶ月の株安を受けて含み損となっています。今買うといいですね。

ウォルト ディズニー(DIS)

言わずと知れた会社ですねー。私が解説するまでもありません。

投資戦略は、「成長株投資の頃」のつもりで購入しましたが、数年はグズグズしていました。ただ、こういう会社は長い目で見ることが大事になります。本業がテクノロージーなどで代替されない限り、成長していきます。
また、意外と多角化していることも多いので、本業とその他の事業を見分ける目が必要となります。

今は、大きく利益を出すようになってきましたが、今は暴落に巻き込まれていて利益が減っています。

ネットイーズ(NTES NASDAQ)

この会社は、中国のゲーム会社になります。中国のゲーム会社というとテンセントが有名ですが、この会社もそれに劣らず、成長を続けています。

投資戦略は、もちろん「③成長株投資の頃」。米国のADRで購入しています。

株価は一時期8倍くらいまでになっていました。現在は暴落中なのでだいぶ株価が下がって、買値から5,6倍となっています。

テレコムニカシ インドネシア(TLKM)

この会社は、インドネシアの通信会社です。日本で言うNTT。
インドネシアは、人口動態が良い国→人口に応じてGDPが成長→各企業も成長しやすいと言う理屈で購入しているものです。

投資戦略は、「②純粋割安株投資の頃」「③成長株投資の頃」「⑤配当利回りも重視し始めた頃」を合わせたような戦略となります。売上、利益が地味に増加していましたので、購入しました。

株価は低迷していますね。

次回第4回は、21位から25位までの銘柄を見ていきます。
次は、以下の持ち株を説明します。

ビザ(V)
ユニリーバ インドネシア(UNVR)
Vanguard Small-Cap Growth Index (VBK)
バンクラヤットインドネシア(BBRI IDX)
アボット ラボラトリーズ(ABT NYSE)
ジョンソン & ジョンソン(JNJ NYSE)
イーライ リリィ(LLY)
SPDR S&P 500 ETF (SPY)
HDFC Bank Limited (HDB)
カルベファルマ(KLBF IDX)
フォーティネット(FTNT)
インドフードサクセスマクムール(INDF IDX)

ワタクシゴトですが、2018年5月に本を出版しました。
株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!
amzn.to/2G1VtGw 
ビジネス社さんより出していただきました。

この記事のまとめ:

  • 自分の持ち株の時価総額16位から20位までの投資戦略を解説
  • 現在は、暴落時でもあるので、やや株価は低迷