資本主義の新たな一面が見られるかも –国際金融が全体的に借金漬けに!その結末は明るい未来か?
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広瀬さんのブログに面白い記事があったのでシェアします。
「大丈夫? あなたが買った投信…… 直近の基準価格を確認することをおススメします」
私は、価値あるものが不当に安い価格を付けられるところを狙って投資をしていくという戦略で進めているのですが、その中で過去にFair Valueと価格が大きく解離するポイントをいろいろ調べたりしました。
「国債の歴史」という本を読んだことがあるのですが、国債は1600年頃から、ほぼ必ず政府の財政政策の一環で膨らんできています。そしてその膨らんだ負債は必ず弾けて、政府は借金を棒引き・チャラにしています。
その手法は様々で、増税はもとより、預金の封鎖や通貨の変更、この頃ではインフレなどで膨大な借金をなくして(もしくは小さくして)います。
広瀬さんの記事では、このところ世界の借金は対GDP比で増加しており、特に政府の借金が増えているようです(リーマン・ショック以降、金融機関の負債は減っている模様)。そして、地球上の借金が増えたことにより、これまで初めて、もう返済ができない水準まで膨れ上がってしまっているのではないか、という指摘です。
つまり、私がこれまで勉強してきた国債の状況と前提条件が変わっており、どうなるか分からない状況なのでは、という訳です。
確かに、資本主義も歴史が浅く、新しい局面かもしれませんし、さらに昔に比べたら国際金融はグローバル化と電子化が超進んでおり、あっという間に資金はあちこちに瞬時に移動します。
これだけ、借金の山が高いと、バブル・暴落で落ち込む谷も今後は昔以上に深くなるのかもしれませんね。
ここ数日はいろいろな要因で資本市場が縮んでいますが、もっともっと悲惨な未来が待っている可能性がありますので、謙虚に慎重に進めていく必要があります。
最後に2点。
- 経済活動は、非線形方程式の系なので(カオスなので)、少しくらい何が起きても大丈夫なように準備をしておく
- 資本主義は強いので、ある程度の不況は乗り越えていく
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