街角経済 64 諸行無常である「沙羅双樹」 --日暮里天王寺にある沙羅双樹の木を訪ねた。気象も投資も未来は不確実であることを学ぼう。

 
先日は、高校の同期と日暮里の天王寺に行ってきました。
「沙羅双樹」の木を見学。
「投資」も「気象」もカオスの世界では、基本的に未来は「予測不可能」。予測ができると思い上がることが見の破滅を招きます。そんな事ができるなら、誰でも億万長者になれますので。
平家物語にもあるように、奢れるものはいつか滅びます。
株式投資で調子が良いと思った時こそ慎重に、大暴落で大損失のときほどバーゲンセールの大チャンスです。
前提は、良い企業、価値ある企業を見つけること、その努力を継続することです。その努力をし続けている人は、いつかは大チャンスを掴む確率が大きくなります。
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平家物語の冒頭。「祇園精舎」
祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
猛き者もつひには滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。
遠く異朝をとぶらへば、秦の趙高(てうかう)、漢の王莽(わうまう)、梁の朱忌(しうい)、唐の祿山(ろくさん)、これらは皆旧主先皇の政にも従はず、樂しみをきはめ、諌めをも思ひ入れず、天下の乱れん事を悟らずして、民間の愁ふるところを知らざつしかば(*1)、久しからずして、亡じにし者どもなり。
近く本朝をうかがふに、承平の将門、天慶の純友、康和の義親、平治の信頼、これらはおごれる心も猛き事も、皆とりどりにこそありしかども、ま近くは、六波羅の入道前太政大臣平朝臣清盛公と申しし人のありさま、伝えへ承るこそ、心もことばも及ばれね。
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平家物語の最初のくだり、「祇園精舎」にも登場する「沙羅双樹」。
日暮里天王寺に植わっていますので、見に行ってきました。
天王寺は、JR山手線、日暮里駅を降りるとすぐのところにあります。
天王寺の門。
もう一景。沙羅双樹の木です。きれいです。
ついでに谷根千巡り。だんだん坂。
コロナ禍で、週末ですがあまり人はいません。
また、山岡鉄舟の全生庵では、「幽霊画展」が行われていましたので、見学してきました。

お寺。

幽霊画展では、円山応挙の有名な画等が展示されていました。

ワタクシゴトですが、2018年5月に本を出版しました。
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ビジネス社さんより出していただきました。
この記事のまとめ:

  • 日暮里天王寺にある「沙羅双樹」の木を訪問
  • 投資も未来予測不能性を認識して臨もう
  • 谷根千巡りと全生庵の幽霊画展見学