株価の上昇と心構え –投資によるプラスが出て気分が高揚しているときの過ごし方
このところ、株価がかなり上がってきていまして、私のポートフォリオでも次のような変化が出てきました。
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例えば、
①各会社の価格が、キリの良い金額を超えてきた。
これは一つ一つの持ち株の金額が100万円や200万円のいい感じの数字を超えた状況です。
②ポートフォリオ全体の金額が、キリの良い金額を超えてきた。
例えば、あなたのポートフォリオが1000万や5000万円のキリの良い数字を超えてきた状況です。
③ほぼすべての持ち株や証券の含み損がなくなった。
私の場合は、35銘柄前後の会社等を持っていますが、今のところ、赤字になっている銘柄は、グラクソ・スミスクライン社、スリーエム社、テレコムニカシインドネシア社の3社のみ。まあこれらも1桁パーセントのマイナスですので、たいしたことではないですね。
■持ち株の上昇は喜ぶことなのか!
さて、ここからが今日の本題です。
株価が上がると、嬉しくなるのは人の常かと思いますが、私の投資法では、株価上昇はむしろ良くない方の事柄になります。ですので、上記の①②③のようなことで、瞬間的には嬉しいのですが、すぐに冷めてしまいます。
それはなぜか?
私の投資法は、「価値」あるものを「価格が安い時」に買って、その成長性を期待して、「長く持つ」ことにあるからです。
そのためには、
a.いい会社を見抜く
b.暴落時などに安く買う
c.我慢強く持つ
事が必要です。
自分の持ち株の「価格」が上がるというのは、b.の逆の事柄なんですね。
■心の持ち方
以上の、a,b,cを踏まえると、本能的に喜んでしまっている自分がいるのは事実ですが、それを封印することが重要です。
ただ、わざわざつらい気持ちになる必要もなくて、そのまま素で喜んでいればいいと思います。
唯一守ることは、そんなときは「買わない」ことです。
ということで、今、私は、ハッピーな気持ちですが、決して株は買わない状況となります。
ちなみに、反対に暴落したときは、どうか?
このときは、本格的に買いに行けるという幸せな時間帯が到来します。
つまり株式投資って、上がっても下がっても楽しめる、とてもお得なゲームなのですね。
ワタクシゴトですが、2018年5月に本を出版しました。
「株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!」
amzn.to/2G1VtGw
ビジネス社さんより出していただきました。
この記事のまとめ:
- 金融資産の時価総額が上がってきて嬉しい状況
- しかし、それは決して調子に乗って買うときではない
- そんな時は、すで喜びながら、でも買わない態度が大事
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