家計簿のすすめ8 お家のお金の流れを把握しよう 実践編 –我が家の家計簿はVISAカード明細
家計簿の話をしています。
家計簿をつけることによって見えてくる我が家の財務状況、そしてそこから考える戦略・戦術について、実例を示しながら説明していきたいと思います。
また、合わせて実践するときに悩まれる証券会社の選び方、さらにローンがありながらも投資をすべきか?という命題についてもご説明します。
前回、家計簿をつける目的を設定することを説明しました。その中で、目的→問題点把握→課題設定→解決策のプロセスを経ることを提案しました。
今回は、前回私の家計で設定した、目的→問題点把握→課題設定を踏まえ、どんな解決策の家計簿になったのかを紹介します。
【解決策】
まず、結論から先に申し上げますと、我が家の家計簿は、
- VISAカードWEB明細 と
- 銀行入出金明細
のみとなっています。期待された方すいません。
理由は、①直接自分でつけるのが難しかった(毎日は面倒くさすぎて無理)ことと、②総額のみを把握したかったからです。
手法としては、月末時に、
- VISAカードのWEBサイトでWEB明細書をダウンロード
- 総額をEXCEL転記
- 水道光熱費を別途転記
- 電話代を別途転記
- 銀行のインターネットバンキングでWEB明細書をダウンロード
- 現金引き出しした総額をEXCEL転記
となっています。
それをグラフ化したのが、これ↓。総額把握にはまあまあ十分でしょ。
いくつかのデータが有り、それが何かはちょっと出せませんが、単純に棒の長さが過大かどうかを監視しています。で、月の支出が多い時は原因を調べて戒めるようにする、という感じでしょうか?これも、我が家の家計簿の目的が、支出の総額を把握して投資資金の多寡を把握するためであり、細かい明細の管理ではないためです。
大事なのは、支出が増加傾向になったときに、生活を改善できるかどうかですね。
この方法のメリットとデメリットですが、メリットは、
- 月末のみの30分位と手間が少ないので、続けることができる。
- 毎日の記述は、VISAカードがやってくれているので手間がない。
- ほとんどの支出をカード経由にしているので、VISAカードのポイントが貯まりかなりの還元がある。
デメリットは、
- 経費の詳細がわからない。例えば食費がいくら、教育費がいくらとか。特に銀行からの出金は、1万年単位くらいでしか分からないので、過大なときは別途メモるなり、奥さんに聞くなりする。
となります。
なお、この方法の実現のための条件ですが、
- 家族ぐるみで、カードで決済できるものは必ずカードを通す。たとえ40円でもカードを使います。
- 銀行もインターネットバンキングを積極的に利用する。
が必要です。
良し悪しはありますが、簡易的なこの方法を私は気に入っています。
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