家計簿のすすめ7 お家のお金の流れを把握しよう 準備編–キャッシュフローに馴染む;目的の確定、そもそも貴方は何がしたいのですか?
2015年元旦、初めての投稿になります。一年の計は元旦にあり!これを期にあなたも「家計簿」をつけてみませんか?
これまで数回に渡って、家計簿についてのお話をしてきました。
家計簿をつけることによって見えてくる我が家の財務状況、そしてそこから考える戦略・戦術について、実例を示しながら説明していきたいと思います。また、合わせて実践するときに悩まれる証券会社の選び方、さらにローンがありながらも投資をすべきか?という命題についてもご説明します。
前回まで6回は、ストックの話をしてきました。貸借対照表、バランスシートの話です。
今回からはいよいよフローの話をします。やっと家計簿っぽくなってきますね。
みなさんがイメージする家計簿はお小遣い帳のようなものをイメージされる方が多いと思います。
画像↓
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しかしながら、「家計簿をつけるということ」はただ記録をするためにやっているわけではありません。ここではまず「目的」をはっきりさせましょう!
【目的の設定 –そもそもあんたは何がしたいんだ!】
家計簿をつける目的はいろいろあると思います。
- 支出を把握したい ⇒ その後に何かやりたいことがあるか?
- 節約をしたい ⇒ 節約は手段で目的ではないです!
- 電気代や水道代を知りたい ⇒ データを取るのは重要だけど、やっぱり何をしたい?
- 旦那のお小遣いを適正にしたい ⇒ 支出抑制も重要だけど、未来の展望がほしい!
「ダービー!!―フットボール28都市の熱狂」 読了 –投資目標の一つが世界のダービーマッチを見て回る事なのだ!まあ、人間目標を持つと強いので、是非シンプルで強力な目標を設定しましょう!(^o^)丿
【問題点の把握 –できない要因、続かない要因はありますか?】
さて、では次に家計の問題点を明確にします。
これまで家計簿をつけようとしたけれど、途中で挫折したことがあったと思います。なぜですか?
- めんどくさくなった
- 数日休んだら続かなくなった
- つける意味がわからなくなった(笑)
【課題を考える –続けるためには何が必要か?肯定的に、前向きに考える】
問題点や原因が明快になったら、次は課題抽出です。
問題点が「できない」ことを列記したのに対して、課題は今後に向けてすることを書き出します。最初にシンプルな目標を定めましたので、その目標に向けて家計簿で「やること」を書き出します。問題点が否定語だったのに対し、課題は肯定表現になります。
また、課題は、目標と現在の状況とのギャップと捉えることができます。
【解決策 –ほどよい家計簿とは】
次に解決策を設定します。家計簿で解決できることを紡ぎ出します。楽しい作業ですね。なぜなら目標という夢に向かって方策を考える作業なので。
以上のプロセスを経て、家計簿でするべきこと、その効果を考えます。
ちなみに私の場合の思考プロセスを試しに書いてみますと。
目標は、
- 定年前までに、世界のダービーマッチを見に行けるような余剰資金を用意する(「ダービー!!―フットボール28都市の熱狂」 読了 –投資目標の一つが世界のダービーマッチを見て回る事なのだ!)
- 年間100万円ほどの余剰資金がほしい
- それを不労所得で賄いたい
- 現在の収入について、年収がイマイチ把握できていない
- 月々の支払の質が把握てきていない
- 年収は、年単位で把握できるようにすること
- 支払いについては、大きな支出となる住宅ローン、保険、水道光熱費、遊興費のジャンルは特に把握すること
- また、ローンを50歳までに完済すること
- その後の貯蓄で10年間ほどで1億円まで持って行くこと
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