定点観測 2021年4月 --4月は米国株式市場、香港株式市場が引き続き上昇。世界的な株高が継続しています。こんなときは休息を!^_^

4月になっても、世界的な株高が続いています。おそらく世界でキャッシュが余っているんでしょうね。
当然に原因はコロナによる大規模な政府支出。このような財政支出はだいたい必要な人にピンポイントに行くことはなく、金余りを生じさせます。
このようなお金はだいたいリスク資産に向かいますね。これまでの歴史が証明しています。

■S&P500

S&P500。

米国株は、今月は5.24%上昇。先月も4.24%上がっていますので、大続伸です。

グラフの通り、コロナショックの下げから駆け上がるように株価が伸びています。
1σを大きく超えて、危険水準です。
Twitterもフォローお願いします → もりかずお@morikazu56
このブログのfacebookページはこちら→ 気象×公正価値投資 「Fair Value Investment」
■ジャカルタ総合指数

ジャカルタは、0.17%の小幅上昇。前月、4.11%の下落していますから、少し調整されています。

S&P500のグラフと見比べると分かりますが、コロナショックのあと、ジャカルタはそれほど伸びていませんね。あまり資金が入ってきていないのでしょう。

■日経225

日経225は、1.23%のマイナス。前月、4.78%も上げましたので、こちらも調整でしょうか?

■香港、ハンセン指数

香港市場は、1.22%上昇。前月、2.08%下落しましたから、少し戻しました。

■インド、ムンバイSENSEX30

インドのムンバイSENSEX30は、1.45%のマイナス。前月は0.82%上昇でした。こちらも少し小康状態ですが、ここまででかなり上げてしまっています。

なお、今回のグラフ及び作成手法は、ブログ記事「定点観測 2017年7月 --過去1年移動平均と標準偏差からみた株式市場の買い場」に依っています。ワタクシゴトですが、2018年5月に本を出版しました。
株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!
amzn.to/2G1VtGw 
ビジネス社さんより出していただきました。

この記事のまとめ:

  • 4月は、米国、香港市場などが上昇
  • 過去1年の株価の分布からみると、+1σを超えており警戒水位気
  • こんなときは、投資をお休みしましょう