定点観測 2020年4月 --新型コロナウィルスの暴落ですが、4月に入って少し戻しましたね。それでもまだ-1σ以下の株価で推移しています。

4月末の指数は、月末に市場に楽観的な空気が流れて、上昇しました。
ほとんどの市場で戻しています。しかしながら、実体経済に影響についてはこれからが本番みたいなところがあります。更に下げることも予想されますので、注意深く観察し、大幅下落時は様子を見ながら買っていきましょう。

■S&P500

S&P500。

米国株は、前月12.72%の下落しましたが、今月は12.95%上昇。いきなり戻しました。
少し楽観が入っていますが、コロナウィルスの影響はまだまだ続きそうです。将来の下落もまだ予想されますので、少しずつでも買い進めていきましょう。

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■ジャカルタ総合指数

ジャカルタは、前月が5.71%下落、今月は3.91%戻しました。ただ、ここ数ヶ月の下落幅がすごかったため、まだまだ-1σを遥かに下回っている状況です。長期的には今買いに行くのは合理的でしょう。

■日経225

日経225は、前月6.97%のマイナス、今月は2.66%戻しています。買うには安心な水準が続いています。コロナの影響は長期的でしょうから、少しずつ様子を見ながら買いに行きましょう。

■香港、ハンセン指数

香港市場は、前月9.67%下落、今月は4.41%戻しています。-1σ近辺まで戻しています。

■インド、ムンバイSENSEX30

インドのムンバイSENSEX30は、前月23.05%下落。地獄のような下落幅でしたが、今月は14.50%上昇。激しいですね。インドも乱高下が激しいので、大きな下落時に買いに行きましょう。少し様子見です。

なお、今回のグラフ及び作成手法は、ブログ記事「定点観測 2017年7月 --過去1年移動平均と標準偏差からみた株式市場の買い場」に依っています。

ワタクシゴトですが、2018年5月に本を出版しました。
株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!
amzn.to/2G1VtGw 
ビジネス社さんより出していただきました。

この記事のまとめ:

  • 4月は、3月の暴落から少し戻した
  • ただ、まだどの市場も-1σ以下の低い値に
  • 将来が不透明だが買い増すチャンスを活かそう