定点観測 2018年10月 --ニューヨーク、東京、インドネシア、香港の各市場とも指数が大幅に下がりました。このため、各指数ともマイナス1標準偏差近辺まで下がりました。やっと少し買い時が到来です。ヽ(^o^)丿

10月末の指数は、ニューヨーク、東京、インドネシア、香港の各市場とも、マイナス1標準偏差程度まで下げました。グラフで確認してみましょう。

■S&P500

S&P500。

米国は直近大きく上げていましたので、それに引っ張られて他の市場より正規分布内の下げ方がマイルドです。だいたい過去1年の平均値くらいまでの下げとなりました。もう少し下げるといいですね。様子見ですが、もう1段下げる局面がありましたら、積極的に買いに行きましょう。

ちなみに、直近の米国市場のPERはこちら↓。割高でしたので、これで少し是正されるのではないでしょうか。
米国株式市場が好調ですね --PERを見てみましょう。ここ数年ではかなり割高な水準ですね。(^o^;)

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■ジャカルタ総合指数

ジャカルタは2ヶ月前にも下げていて、少し上げていましたが、いよいよ下落局面で、-1σ近辺です。
いい会社なら、買いに行っても良いかもしれません。

■日経225

日経225。
こちらも、過去1年の平均値を一気に割って、-1σまで来ています。日本市場も下げ基調です。

■香港、ハンセン指数

香港市場は、さらなる下落。私も大きく資産を減らしています。
-1σを割るほどの下落ですので、まあいい買い場でしょう。^_^
私は、もう中国の会社は買わない戦術ですので、放っているだけですが。

話は変わりますが、こんな暴落が来るといろいろな原因をもっともらしく言う人がいますが、あまり気にする必要はありません。
原因を知ってもなにかできるわけでもないですし、そもそもそれが原因かどうか検証不能な話題を聞き入れるだけ無駄です。
こんなときは、資産が大きく減ったとか、損をしたとか、どうでもいいことは考えずに、以下にバーゲンセールでいい会社を買ってやろうと、虎視眈々と心の準備をしておきましょう。

なお、今回のグラフ及び作成手法は、ブログ記事「定点観測 2017年7月 --過去1年移動平均と標準偏差からみた株式市場の買い場」に依っています。

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この記事のまとめ:

  • すべての市場が下げています
  • 米中貿易戦争などが原因と言われていますが、よく知りません
  • そろそろ買い時が来るかもしれないので心の準備をしておきましょう