名古屋グランパスを経営して看る12 –小倉監督、お疲れ様でした。2016シーズンのJリーグ監督の年俸の効果を測定してみた 昨年に続き 第2弾
※写真は公式からお借りしています。
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しかしながらも現在、名古屋グランパスはJ1残留の望みをつなぐ戦いの真っ最中です。ここはチームの為にも、また残念ながら成果を残せなかった小倉監督のためにも、みんなで頑張って一戦一戦、先に進んで行きたいと思っています。さて、今回の話題は、昨年の10月頃にも書いた「監督の効率性」についてです。良い監督の要素は指導力、統率力、育成力いろいろあって千差万別だと思いますが、ここはシンプルに年俸と獲得した勝点が見合っていたかを見ていきたいと思います。
小倉監督が解任されたばかりの状況で申し訳ない次第ですが、決して本人を責めたいわけではなく、冷静にサッカーを見ていくのも悪くはないと思っている次第です。
まずは、昨年の状況です。昨年は、リーグ終盤、10月31日時点の勝点と監督年俸で比較しました。
資料は、監督の年俸総額と、その時点の勝点で割って勝点3当たり(1勝)当たりの年俸を算出し、勝点3あたりの年俸の高い順で並べています(棒グラフ)。また、年俸総額のはバーで表しています。
なお、年俸は、サカマネ.netのデータを利用させていただいています。
名古屋グランパスを経営して看る7 –2015シーズンのJリーグ監督の年俸の効果を測定してみた
さて、2015シーズン↑は、ネルシーニョ監督、トニーニョ・セレーゾ監督、西野監督が、年俸の額がそもそも高額であったため、効率悪い監督の上位に位置してしまっていました。
では、2016シーズンを見てみましょう。
今期は、本日8月24日(トータル第27節終了)時点の勝点で計算をしています。
小倉監督は、もちろん現在獲得できている勝点(勝点19)が小さいため、効率がいい監督というわけには行きませんが、年俸がそれほど高いわけではないです。短い期間だったので評価は分かれるとは思いますが、そんなにイマイチな監督でもないと思います。
GMとの兼任、クラブライセンス都合によるディフェンス人材の流出、怪我人の続出等、小倉監督が直接差配できない、不運に見舞われることが多々あったと思います。
小倉監督の先は長いです。さらにクラブの歴史は続きます。
名古屋グランパスやサポータ同様、常に前を向いて未来志向で、今後も名古屋グランパスに関わっていただけると嬉しい限りです。
小倉監督、これからも応援しています。
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