労働者には不利なルールの資本主義、資本家への転身をオススメ --広瀬さんのマーケットハックと同じ結論を得た!

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6月12日の広瀬さんのブログ、Market Hackで「大量の「負け組」を生み出すニュー・エコノミー そこでの身の処し方」というタイトルの記事が掲載されました。

私の思うところとほぼ一致しまして、広瀬さんも同じような考えであることに嬉しさを感じました。

広瀬さんのマーケットハックの記事を要約すると、

  • 歴史的に、経済活動において、数々の変異、つまりニューエコノミーが誕生し、
  • そのたびに、多くの負け組が生まれてきた。
  • 一つ目は、1771年、アークライトが紡績工場を作ったこと。二つ目は、1829年、リバプール・マンチェスター間で鉄道が開通したこと。三つ目は、1875年、ベッセマー法が確立されたこと。四つ目は、1908年に発売された、フォードの「モデルT」。五つ目は、1971年、インテルがマイクロプロセッサーを発表したこと。
  • これらのイベントのたびに、自分の意志に関係なく、自分のせいではないのに、負け組になってしまう人々が多く生じてきた。

と記述しています。

このような状況を踏まえ、広瀬さんは、現在の経済状況が労働者の仕事がコンピュータに取って代わられ、ニューエコノミーが進んでいる状況であると考えています。

また、私も、先日読んだ書籍↓のように、
「「資本主義の終焉と歴史の危機」読了 --資本主義の本質を利子率の変化から見た良書。いまの日本はある意味トップランナーだった!」
これまでのような資本主義は限界は近づいているのではないか、と考えています。さらに、当書籍のように中間層の没落が始まる可能性が高いとも感じています。

広瀬さんは、このような状況を踏まえて一言書いています(しかも最後に)、
「いまなら、それは雇われる側ではなく、投資家の側に回ることだと僕は思います。 」
広瀬さんは、今からでも資本家側の方に回ることを推奨しているのですね。

非常に共感できました。

私が推奨するFair Value Investmentの考え方は、長い目で見て投資をとらえて、より有利な状況に身を置きましょう、というものです。

現代は、資本主義も発達し、さらに日本は資本移動が自由な状況ですので、この有利な状況を活用しない手はありません。強いて言うと、この状況をうまく利用しなくては、没落する中間層の一人に入ってしまう可能性があります。
投資は息の長い活動ですので、短絡的ではなく、時間を使って自分の立場を有利にしていきましょう。制度には適応する、うまく利用するのが重要ですね。

私のfacebookページ、Fair Value Investmentの説明でも書いていますが、「20代からの資産形成」を推奨しています。なぜなら、投資は時間が見方だからです。

過去記事になりますが、資本主義と労働者の関係を書いています。
「金の卵を産むガチョウを探しましょう! --資本主義での資本は大きいほど生み出される効果がデカいです!」
「オーナーと経営者の違い --結局どっちが偉いの!資本家と労働者、オーナーと社長、作曲家と歌手、球団オーナーと選手などなど」

お時間があればご一読いただければ、幸いです。

この記事のまとめ:

  • 広瀬さんのマーケットハックにて、ニューエコノミーの歴史が紹介されている
  • 歴史上、ニューエコノミーのたびに、自分のせいではないのに、負け組になってしまう人々が多く生じてきた
  • そうならないためにも、少しでも資本家の側に回ろう