主要高配当ETFの紹介と特徴:Vanguard, iShares, SPDR, Schwab, InvescoとSPYDの比較分析

主要な高配当ETFとその特徴を纏めました。
自分的には、優先度として、①低コスト、②高配当に違わぬ利回り、でしょうか!

個人的には、SPYD、VYMが良いかな、と思っています。

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1. Vanguard High Dividend Yield ETF (VYM)

  • ティッカーシンボル: VYM
  • 運用会社: Vanguard
  • 経費率: 0.06%
  • 配当利回り: 約3.0%
  • 特徴:
    • 高配当の米国株式に広く分散投資。
    • 信頼性の高い企業に投資。
    • 比較的低い経費率でコストが抑えられる。

2. iShares Select Dividend ETF (DVY)

  • ティッカーシンボル: DVY
  • 運用会社: BlackRock
  • 経費率: 0.38%
  • 配当利回り: 約3.5%
  • 特徴:
    • 配当実績のある米国企業に焦点を当てる。
    • 金融や公益事業セクターの比率が高い。
    • 投資する企業の財務健全性を重視。

3. SPDR S&P Dividend ETF (SDY)

  • ティッカーシンボル: SDY
  • 運用会社: State Street Global Advisors
  • 経費率: 0.35%
  • 配当利回り: 約2.8%
  • 特徴:
    • 連続増配している企業に投資。
    • S&P 1500指数の中で少なくとも20年以上連続して増配している企業が対象。
    • 配当の成長性を重視。

4. Schwab U.S. Dividend Equity ETF (SCHD)

  • ティッカーシンボル: SCHD
  • 運用会社: Charles Schwab
  • 経費率: 0.06%
  • 配当利回り: 約3.2%
  • 特徴:
    • 持続可能な高配当の米国企業に焦点。
    • 経費率が非常に低く、コスト効率が良い。
    • 財務の健全性や配当の持続可能性を重視。

5. Invesco High Yield Equity Dividend Achievers ETF (PEY)

  • ティッカーシンボル: PEY
  • 運用会社: Invesco
  • 経費率: 0.54%
  • 配当利回り: 約3.6%
  • 特徴:
    • 配当利回りの高い企業に重点を置く。
    • 少なくとも10年間連続して増配している企業が対象。
    • 高配当だが、比較的経費率が高い。

違いや特徴のまとめ

  • 配当利回り: PEYやDVYが高い利回りを提供している。
  • 経費率: VYMやSCHDが非常に低い経費率でコスト効率が良い。
  • 投資戦略: SDYやPEYは連続増配企業に焦点を当てており、安定した配当成長を期待できる。
  • 分散投資: VYMは幅広い高配当株に分散投資し、リスク分散を図っている。

これらのETFは、それぞれの投資方針や配当戦略に応じて選択することができます。投資目的やリスク許容度に応じて最適なETFを選ぶことが重要です。

SPYDは別口で調べます。SPYDが好きなので。

SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF (SPYD)

  • ティッカーシンボル: SPYD
  • 運用会社: State Street Global Advisors
  • 経費率: 0.07%
  • 配当利回り: 約4.0%
  • 特徴:
    • 高配当株: S&P 500指数の中で配当利回りの高い80銘柄に投資。
    • 分散投資: 幅広いセクターに分散投資し、特定のセクターリスクを軽減。
    • 安定した収益: 高配当株により、安定した配当収入を狙うことが可能。
    • 経費率の低さ: 経費率が0.07%と非常に低く、コスト効率が良い。
    • バリュー投資: 相対的に低い株価収益率(P/E比率)を持つ企業に投資する傾向がある。

SPYDの特徴と他のETFとの比較

  • 配当利回り:
    • SPYDは約4.0%の配当利回りを提供し、他の高配当ETFと比較しても高い水準にある。
    • DVYやPEYよりもわずかに高いが、経費率はより低い。
  • 経費率:
    • 0.07%という非常に低い経費率は、VYM(0.06%)やSCHD(0.06%)に次ぐ水準。
    • 他のETFと比較して、コストが抑えられる点が大きな魅力。
  • 投資対象:
    • SPYDはS&P 500指数の中で配当利回りの高い銘柄に絞って投資。
    • 幅広いセクターに分散されているため、特定のセクターリスクを分散できる。
  • 分散投資:
    • 80銘柄に均等配分されるため、特定の銘柄リスクが軽減される。
    • 他のETF(例えば、SDYがS&P 1500の中で連続増配企業に投資するのと対照的)に比べて、特定のセクターに偏らない広範な分散投資が可能。

まとめ(SPYD中心)

SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF (SPYD)は、以下の点で優れています:

  1. 高い配当利回り: 安定した高配当を提供。
  2. 低い経費率: 非常にコスト効率が良い。
  3. 広範な分散: 幅広いセクターと80銘柄に分散投資。

これらの特徴から、SPYDは安定した配当収入を狙う投資家にとって魅力的な選択肢となります。その他の高配当ETFと比較しても、経費率の低さと配当利回りの高さが際立っています。

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