トランプ効果?米国株式市場が上げている理由 –市場のPERを見て投資可能性を考えてみよう。ヽ(^o^)丿
※画像は、Pleasure Notesさんからお借りしています。フランクフルト証券取引所前のブルベア像とのこと。
米国大統領選でのトランプさん勝利から、米国株式が買われています。
今回はその現状を数字で見てみましょう。また、理由も考えたいと思います。
ランキングで、今こんな順位にいます☆(*・.・)ノ
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■米国の割安性
まずは、米国株式市場の割安性から。ここ10年ほどのS&P500のPERです。シラー先生のサイトに100年以上のデータが揃っていますので見える化しました。2005年からのデータをグラフ化しました。
2005年からは、ここのところが一番割高のようですね。PERが30倍を超えてきました。今年はこのように高めに推移しそうなので、私のような投資戦略の場合、全くやることがなくなってしまいます。無理に動かずじっと待つ感じですね。
■トランプ大統領の行動が受ける理由
トランプさんの勝利から数ヶ月経ちましたが、市場はかなりの好感をしているようです。
その理由は、
- 減税するのではという期待感
- 米国第一主義と大型の公共投資
後者は、メキシコとの壁という冗談みたいな話もありますが、とにかく米国第一主義のためには手段を選ばない感じで、いろいろな税金の使い方を考えていると思います。
そして、それを裏付けるように、就任直後から公約を実践する大統領令を速やかに出していること。これは、「就任して実務になれば、きっと怯んで実行せず、さらにボロを出してくるだろうという予想」の裏切り感でもあります。思った以上に行動が早く、奮戦しているという感じでしょうか。
また、細かいところではエネルギー政策が重要です。トランプ大統領は、米国第一主義で、エネルギーも自国で賄うことを標榜しています。
それは、石油ガスエネルギーへの回帰。
このセクターはかなり賑わっているようです。
■投資可能性
私のような、割安株投資であり長期投資であれば、現在の期待感で膨らんだ市場は全く買う要素はありません。
今年は、引き続き米国が株式市場を牽引し、株価は上がっていくと予想されます。
どうしても投資したい場合は、超余剰資金で米国ETFなどを積み上げていくのが良いのはないでしょうか。
この記事のまとめ:
- トランプ大統領の政策の要は、減税と公共投資
- さらに、就任当初からの実行性がすごい
- 割高な市場のため、投資は無理をせず、浮いたお金でETFなどが良いのでは。
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