シラーPERで現状確認 --シラーPERが37倍に。コロナショック時の25倍から上昇中。少し慎重に行きたいですね。(^_^;)

米国株式市場の割安性をシラーPERで見てみます。コロナショックの底の昨年3月4月頃から米国株式市場が一貫して上昇しています。
底の時点のシラーPERが25でしたが、現在は37倍まで上がっています。
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シラーPERは、通常のPER(株価収益率)を、
・10年移動平均して毎年の変動を均す
・インフレ率で調整する
ことを施したPERになります。
インフレ調整しているので、PERが小さめに出てしまうのが欠点(と言うか当たり前)です。PERが30倍を超えるのが、3回くらいしかないですね。
このシラーPERでは、30倍を超えるとその後の数年はリターンが悪くなる(傾向がある)という過去の結果もあるようです。
コロナショックもあって、おそらく世界中で「カネ余り」の状況であるとは思います。マネーがだぶついて株式市場に流れている可能性もありますので、注意が必要です。
私の投資法ですと、定期的な積立以外は、こんなときには買わないだけなので、特別なにも考えません(気絶中)。
あと、もう一言付け足しますと、こんな具合で何もしないでいると、いわゆる「成長株」という企業はどんどん株価が上がっていってしまうので、そんな会社を欲しい場合は、「好きな時に買う」という考え方も必要ですね。
私も、FTNT、GOOG辺りの銘柄は買いたいと画策しています。
ワタクシゴトですが、2018年5月に本を出版しました。
株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!
amzn.to/2G1VtGw 
ビジネス社さんより出していただきました。

この記事のまとめ:

  • シラーPERが37倍
  • こんな時は何もしないのがベスト
  • しかしながら、成長株は好きな時に買う