コメダ珈琲店がついに東証一部上場! –名古屋発祥の喫茶店チェーン。IPO抽選が6月13日より開始。
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コメダホールディングス(3543)のIPOが下記のスケジュールで実施されます。今日から抽選の申し込みですね。
IPOスケジュール
抽選申込 6月13日(月)~6月17日(金)
当選発表 6月20日(月)
購入申込 6月21日(火)~6月24日(金)
上場日 6月29日(水)
今回のIPO自体は株数も多いので、それほど魅力的ではないようです。
- 6月の注目IPO、知名度高いコメダHLDは買い?
- コメダホールディングス(3543)のIPO情報 – やさしいIPO株のはじめ方
- コメダHD(コメダ珈琲)のIPO、予想株価1,960円は高くないか?
コメダ珈琲店の売上高、営業利益の推移をグラフにしてみました。まだ、上場されていないのでいい資料がなかなか見つからないのですが、日本フランチャイズチェーン協会の資料を利用しました。
売上は右肩上がりでしっかりと成長しているのが分かります。
業態ですが、厳しいコーヒーチェーンの中にあって、特殊な付加価値があるコーヒーチェーンです。ホームページにある会社概要をピックアップしてみます。
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会社概要、メッセージ
“くつろぐ、いちばんいいところ”を皆さまに
コメダは1968年の創業以来、「珈琲を大切にする心から」を信条に喫茶文化の根強い名古屋中心に“くつろぎの場”を提供してまいりました。
木とレンガ、本物にこだわったやさしくぬくもりある空間、世界各国から厳選された豆を国内で焙煎し独自の製法でお届けするコメダブレンド、手作り感を大切にしたお値打ちな各種メニュー、そしてお一人おひとりのお客様に対して最適な距離感を保つ“おもてなし”のサービス、いずれもがコメダの“くつろぎ”にとって欠かせないポイントです。
効率と生産性だけを追い求めてきた世の中が、ようやくそこで生きる人間の心の豊かさを見直すようになってきた時代です。我々の使命は、皆さまにとって日々の楽しい団欒の場として、あるいは元気・英気を養うための場として、“くつろぐ、いちばんいいところ”をご提供させて頂くことです。家の外ではありますが、限りなくご自宅のリビング・ルーム“居間”の延長線上でご利用頂ければと考えております。是非、おひとり様でも、ご友人、知人、そしてご家族とご一緒でも大切な時間をゆったりとコメダでお過ごしください。
今後とも皆さまのご愛顧に応えるべく、各店地元密着の(不揃いな)個性を発揮しながら日々精進してまいりますので、ご贔屓の程宜しくお願い申し上げます。
代表取締役社長
臼井興胤
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幾つかのキーワードに強いこだわりを感じさせます。名古屋の喫茶店の良さが出ている感じですね。名古屋出身でそれなりに利用する私としての感想ですが、この喫茶店は、
- 静かで落ち着ける
- 客単価は高い→家族で行くとなんやかんやで2,3千円かかってしまいます
このような付加価値系の店舗が爆発的な成長を遂げるとは思えませんが、全国で少しずつは受け入れられていくと思っています。
このように業態としては、珈琲店の中でもニッチなところを攻めていて、客単価も高いことから企業価値としては高いと思いますが、上場後の株価については疑問なところもあります。
この会社は、MBKパートナーズグループのグループ会社MBKⅢLimitedから出資を受けており、このファンドの目的は純投資であるため、いつかはコメダ珈琲店の株式を売却するはずです。
発行済み株式数のうち、94.55%をMBKⅢLimitedが保有しています。今回は、その中の6割に当たる2670万株を売却することになります。
残りの持ち分もいつかは売却されることになりますので、IPOに参加される方はご注意ください。
最後に、私の持ち株でもある米国のコメダ珈琲店?こと、「パネラブレッド」の記事も下に載せておきますね。\(^o^)/
この記事のまとめ:
コメダ珈琲店が上場する
業績はまあまあ
いつかは保有する投資会社の株が売りだされ、株価の下押し要因となる
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