カルガモ親子投資法2 --テンバガー(10倍株)を見つけるための銘柄選び法。5年ほどやってみた結果は?意外と良い方法です。ヽ(^o^)丿

2018年の5月に出版させていただいた自分の本でも紹介しているのですが、「カルガモ親子投資法」という、ある手法を実践しています。
今回は、その手法で購入した株式(会社)が、現在どんな状況、どんな株価になって、どれくらいのリターンを得ているか検証してみました。

株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!
amzn.to/2G1VtGw 
でも取り上げています。詳細はそちらで。

にほんブログ村 株ブログ サラリーマン投資家へランキングで、今こんな順位にいます☆(*・.・)ノ
Twitterもフォローお願いします → fairvalueinvestment @fairvalue_i
このブログのfacebookページはこちら→ Fair Value Investment 公正価値投資

■カルガモ親子投資法の手法と目的

カルガモ親子投資法は、株価が10倍位になる会社を狙うために考えた手法です。投資を楽しくやろうという一環の手法ですね。なけなしの資産で極力リスクを抑えないといけない人は、実践しないでください。
10倍株、いわゆるテンバッガーは、規模が大きくなってしまった会社ではなかなか狙えなくて、比較的小さい会社でないといけません。小型成長株というジャンルですね。
もちろん、その分リスクも高くて、平気で株価が半分になってしまうことがありますので、分散投資が大事ですし、大きく下げたときに自信を持って買いに行く精神力、余裕が必要です。
そのためにも、あまり大きな金額をいきなり投資せず、小さいロットでたくさん買う戦術となります。

■カルガモ親子投資法の銘柄選定

では、どのような銘柄を選べばよいのでしょうか?
米国株だけで何千とある会社をスクリーニングして、一つ一つ見ていくのは大変です。
私も昔、中国株をやっていたときは、年2回だけ、500銘柄くらいを見ていましたが、それも大変です。特に小型株で、成長しそうな会社を見抜くのは大変。
で、考えたのは、ウォール街のファンドマネージャの力を拝借しようと。世の中には、「小型成長株オープン」などという名を打ったファンドがいくつかあります。
そのファンドの運用報告書を手に入れて、そのファンドマネージャが新たに買い入れた銘柄とセクターをチェックします。そのうえで、20銘柄くらい気に入った会社名をチェックします。
あとは、本でも書いている各会社のティッカーを、ヤフーファイナンスに入れて、業績を見ていきます。損益計算書で利益、もしくはEPSが少なくとも3期連続で30%増益しているような会社をチェック。
さらに、その会社の業態が世の中のニーズに合って、長持ちしそうな事業かを見ましょう。

■投資成績(2018.12.29現在)

上記の手法で、過去選定した銘柄が以下のものです。
まだ、保有しているものもありますが、成長しそうもなく売却したもの、事業が良すぎて買収されてしまった会社など、千差万別です。
保有中のものは、この12月末の暴落で、大きく下げているのですが、少し前まではもっと高かったです。

7銘柄で、4勝2敗1引分という感じで、まあまあなのではないでしょうか。保有中のものは事業好調で、まだまだ成長の余地がある会社です。
こういう小型成長株はこんな暴落時には大きく株価が下落します。こんな時こそ成長する会社を買い増しておくとさらに投資成績が上がるでしょう。

1.ネットイーズ(NTES NASDAQ)
中国第2位のネットゲーム会社。ポータルサイト運営も。
2013/5/3 56.87000
2018/12/29現在 236.910 保有中
416.6% 約4倍

2.パネラ ブレッド A(PNRA NASDAQ)
米国のミズーリ州のファーストフード、パン屋さん。JABが買収し、全株式を引き受け、公開買付けを実施し、非上場へ。
2013/8/17 172.90000
2017/7/13  315.00000 公開買付される
182.2% 8割増

3.メルカドリブレ(MELI)
アルゼンチンのECサイトを運用するナンバーワン会社。
2013/9/24 129.65000
2018/12/29現在 292.090 保有中

225.3% 約2.3倍

4.アルティメット・ソフトウェア・グループ(ULTI)
米国の人事系ソフトウェア提供、及び運用会社。
2013/9/24 145.20000
2018/12/29現在 242.740 保有中

167.2% 約7割増

5.エイビス・バジェット・グループ(CAR)
米国ニュージャージーのレンタカー会社。
2013/9/27 27.57000
2016/5/9 26.16000 売却
94.9% 約5%減

6.ロードランナー・トランスポーテーション・システムズ(RRTS)
米国の物流システム運用会社
2013/9/272016/5/9 27.74000
2016/5/9 8.02000 売却
28.9% 約7割減

7.アムトラスト・フィナンシャル・サービシズ(AFSI)
ニューヨークの銀行、保険会社。マイクロファイナンスを扱う。
2015/12/12 61.18000 株式分割修正済み株価
2018/11/26 30.59000 買収され非上場へ
50.0% 約半分

楽しい手法だとは思いますけど、ボラティリティは大きいですね。
でも、投資が趣味という人は、こういう面白いことをするべきだと思います。ヽ(^o^)丿

ワタクシゴトですが、2018年5月に本を出版しました。
株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!
amzn.to/2G1VtGw 
ビジネス社さんより出していただきました。