「頭に来てもアホとは戦うな」読了 –アカデミックな学歴、政治家、各種会社の取締役などきらびやかな経歴を経た著者が送る、処世の仕方、対人方法を一挙に知ることができます。(^_^)
この本は、あるfacebook友達が紹介していたのを見て、酔って帰ってきた勢いでAmazonで買った経緯がある本です。
Amazon書評ではやや批判的なコメントもある本ですが、私にとっては自分の経験を踏まえても共感できるところが多々ある本でした。
ランキングで、今こんな順位にいます☆(*・.・)ノ
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■章立ては?
第1章 アホと戦うのは人生の無駄
第2章 臆病者のための戦略的コミュニケーション
第3章 どんな強者でも味方にする”人たらし”の技術
第4章 権力と評価の密接な関係
第5章 他人の目を気にするな
最終章 アホではなく自分と戦え!
■このブログのテーマと被るところも
私の投資のモットーとして、最終的には仏教的な心でこだわりを捨てたり、欲深くならないように中庸の状況で甘んじることを勧めています。
そういう意味では、第5章に出てくる他人の目を気にするな、という点は心に響きます。他人と比べることにより、自分が立てた戦略や戦術はあっという間に、自分の心の中で価値が低いものになってしまいます。自分が培った信念は、他人のちょっとした素振りで崩れてしまっては元も子もありません。特に、お金が絡む投資に至っては他人の様子は気になってしまいますので、気にしないことが一番です。
さらに、”妙なプライド”の捨て方。
皆さん、サラリーマンの方が多いと思いますが、自分のプライドをある程度捨てることができなければいけません。妙なプライドは、短期的で本質ではないところに存在します。
そもそも自分はどうしたかったのか、自分の夢や目的を明確にすることで、自分の心の奥底にある妙なプライドを封印、もしくは意味のないものに追いやってやりましょう。
■印象に残る内容
最初の最初に、「アホと戦う可能性がある人の特徴」として、以下の5点が挙げられています。
- 正義感が強い
- 自信にあふれる
- 責任感が強い
- プライドが高い
- おせっかい
確かに理想的にはこのような人物像は良いのですが、日々世の中を渡っていくにはじゃまになるものが多いです。
長い目で見ると細かいことは置いておいて、捨て去ることも大事のようです。著者は長い間、生き馬の目を抜くような環境を生き抜いてきているため、大事なようでどうでもいいことを知り尽くしているのでしょう。
ワタクシゴトですが、2018年5月に本を出版しました。
「株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!」
amzn.to/2G1VtGw
ビジネス社さんより出していただきました。
この記事のまとめ:
- 少しタイトルが強烈ですが、自分を客観視するには良い本
- 正義感に溢れた生き方より、少し余裕を持った生き方を推薦
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