「渋沢栄一 現代ビジネスに活かす言葉」 読了 --日本資本主義の父である言葉を平易に記述した簡易本


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渋沢栄一の「現代ビジネスに活かす言葉」を読了しました。
(なお、私がこれまで読んできた経済・投資の書籍についてはこちら)

渋沢栄一は日本資本主義の父と言われ、現在にも生き残る大企業の設立に数多く携わっています。その企業数は500とも言われます。

この書籍は、渋沢栄一の名言が抜粋されており、平易な言葉で書かれています。渋沢栄一の書籍といえば有名どころは「論語と算盤」ですが、当書籍も論語とそろばんにそれぞれ章を分けて記述されています。

渋沢栄一の精神の肝は、商人はまず財務会計に強くなくてはならないということで、それを算盤という言葉で表現し、実業の心得から精神論まで幅広く説いています。
次に、人の生き方や人間性のあり方を論語と表現し、道理に沿った生き方や信用など幅広い人生訓を示してくれています。

つまり、商人は冷徹な計算と、熱いハートが必要ということですね。

私も、1年前までは営業で熱いセールストークを展開していましたが(笑)、今では財務で毎日、計算・集計し、冷静に会社の状況を見守る部署にいます。両者経験しているだけに分かりますが、両立は難しいことですね。

渋沢栄一は数多くの困難を乗り越え、時には熱く、時にはクールに生きて、数多くの人、そして会社を助けてきたようです。私もそのように生きたいですね。

ところで話は変わりますが、この本は2013年7月15日に東京都北区の飛鳥山にある渋沢栄一記念館によった時に購入し、その頃読んだものです。
実はその時に隣の七社神社にお参りに訪れたところ、宮司さんが暑い中よく来てくれたと家に上げて頂き、麦茶も頂きました。その時に、渋沢栄一さんがこの七社神社を盛り上げてくれて、神社の額も書いてくれたとのことです。さらに、家に飾ってあった直筆の書も見せていただきました。渋沢栄一さんは近所では普通のおじちゃんとのことです。

七社神社 2013年7月15日
七社神社 2013年7月15日

なお、冒頭の画像は次のホームページのものをお借りしました。

http://switchdec.com/eiichi-shibusawa-522.html