「一生お金に困らない「華僑」の思考法則」 読了 --お金に対する哲学を持つ華僑の考え方

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「一生お金に困らない「華僑」の思考法則 どんなところでも稼げるようになる46の習慣」を読了しました。この書籍は、師匠ともいうべき大物華僑に弟子入りを志願し、2年間修行し事業を進めてきた著者が気づいた、華僑の考え方を46個の習慣としてまとめた本です。

46個の具体的な習慣が、各4ページずつくらいで解説されています。

大きな章立てとしては、5つで大きく分けて、

  • 仕事をすすめる上での習慣
  • コミュニケーション
  • 人間関係、人脈作り
  • お金の使い方
  • 時間の使い方
となっています。
タイトルからはお金の話の本のような感じがしますが、内容はビジネスを円滑に行い効率よく儲けることがテーマとなっています。そういう意味では、お金だけでなく幅広く成功していくための習慣が語られていますので、面白いと思います。

じっくり読んでいくと、この本の大きなテーマに気付いてきます。そのテーマとは、人間同士のコミュニケーションの仕方。この主題を中心として、それを実現するための手段が散りばめられている構成となっています。
いきなり最初に、「絶対に一人ではビジネスをしない」という項目から始まっています。さらにその次の章でコミュニケーション術、さらに3章で人間関係と、前半でほぼ人間同士の仕事のやり方が語られています。そういう意味でも、当書籍はお金儲けの話というより、それを通じて人間どうしの成功しやすいコミュニケーション、関係性作りがテーマの中心でしょう。
その後の第4,5章は、上記の目的に対する手段が書かれています。

このような大きな視点から見ると、非常に読みやすい構成になっていて、実践もしやすい内容になっています。

これまでの仕事のやり方を、コミュニケーションベースで建て替えて、当書に従って見なおしてみるのもいいかもしれませんね。ヽ(^o^)丿