「ガン」というリスクの対処方法 --病気へのリスクをどう取るか。ガン保険について

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先日、ある人から「ガンという病気はすでに二人に一人がかかる病気だからね」ということを言われ、なるほどと思いました。

これまで15年ほど投資を続けてきて、リスクの取り方をいろいろ考えてきた訳ですが、二人に一人、つまり50%もの人がかかる病気が身近にあって、これをリスクと捉えない訳にはいかないな、と思っています。

そこで、今回はリスクの本質とその対処法を見ながら、病気のリスクへの対処を考えたいと思います。

まず、リスク及びその対処法は、下記の図のように、①損害の大きさ、②発生可能性を考慮して、2次元に分類する方法があります。対処法の4つは、

  • 「リスクの低減(軽減)」
  • 「リスクの保有(受容)」
  • 「リスクの回避」
  • 「リスクの移転(転嫁)」

具体的な対処方法としては、リスク低減は、損害を減らしたり発生を少なくすることですから、病気に関しては、健康的な暮らしをする、ということになります。リスク保有は、まあ起きても損害が少ないので受容する、つまり放っておくことになりますね(笑)。リスクの回避は、そのポジションを避けるということなので、病気に関しては人間をやめる(笑)ということになるので、対応策は選択肢なしとなります。リスク移転は、リスクを違うものに変えてしまうことですから、よく採られる方法は保険に入る、ということになります。

ではこの図を元に、病気に対して対処法考えます。この図は、リスクへの対応(概念図)です(IPAのホームページヘ)。

ガンという病気ですが、損害の大きさは最終的には「死」も範囲に入ってきますので、かなり大でしょう。発生可能性も二人に一人ということでかなりの高確率です。

以上を踏まえますと、選択肢は右上のリスク回避となりますが、人間をやめるわけには行きませんので(笑)、この選択肢は無し。
で、しょうがなく、リスク低減やリスク移転となります。

前者のリスク低減は、健康的な生活をするということなので、

  • よく寝たり、
  • 食べ物に気をつけたり、
  • 運動を継続していく
などをしていくことになりますね。後者のリスク移転は、保険。がん保険はこの頃かなり充実していて、コストもそれほどかからなくなってきているので、これを機に検討するのも良いでしょう。

私としては、これまで保険は最小限にして、その費用を投資に回すことにより、原資を確保することを戦略としてきました。5年ほど前に保険をリストラし最小限にしていて、その甲斐もあって保険の保証よりも遥かに大きな資産を得ています。
しかしながら、今回、ガンという病気の発生可能性の大きさを鑑みると、リスク移転の保険を検討してもよいかなと思っています。