「アイデアのつくり方」読了 –米国の広告業界にいた著者によるビジネスアイデアの発想法の書籍。薄い本ですが、シンプルな考え方を学ぶことができます。あと、あっという間に読めるのでお気軽。(*^^*)
2018年は5月に出版やら、7月に異動やらありまして、何かと忙しくなかなか本を読めていませんでした。久々の書評になります。
ランキングで、今こんな順位にいます☆(*・.・)ノ
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■ルックスは、「驚くべき薄い本」
当書籍は、Amazonの書評にもありますが、本が届いた瞬間、皆が思うことがあります。「薄い」。
全100ページの本です。しかも、後半の30%は、竹内均先生の解説となっておりますので、実質60ページ強のページ数となっています。
初め手に取るとなんとも心許ない感じですが、内容自体は薄くはないため、それなりに読む価値はあります。
ただ、まあ、864円なので適価です。あっという間に読んでしまいましょう!\(^o^)/
■内容、テーマ
本のテーマは、ビジネスアイデアの発想法。ビジネスアイデアの中でも、どちらかというとマーケティング手法の発想法と言えます。
著者は、米国で広告業界に居られた方なので、事例は広告のマーケティングにおける物が多いですが、話自体は、広告ビジネスにとらわれないものとなっていますので、汎用的に利用できます。
■詳細
最初にアイデア作成の一般原理として、
- アイデアは既存要素の新しい組み合わせである
- 新しい組み合わせを作り出す才能は、事物の関連性を見つけ出す才能によって高められる
ということは、挙げています。
そのうえで、それを進めるにあたっての5つの段階を規定します。
- 資料を収集すること
- その資料を咀嚼すること(心の中で手を加える)
- 問題を意識の外において、放って置く
- 急にアイデアにつながってくる。ひらめく
- そのアイデアを具現化すること
こう纏めてしまうと簡単なように見えますが、実際私の経験でもいいアイデアが降りてくるパターンはほぼこの経過を経てきていますので、妙に共感できます。
アイデア出しに困っている方は、一度、この本を手にとって見て、自分の手法をシンプルにするのもよいかと思いました。
一方、この本の弱点は、事例が貧弱であること。概念としては分からないでもないですが、事例が少なくて検証が少ないですので、自分なりにこの本の活かし方を考えなければいけませんね。^_^
ワタクシゴトですが、2018年5月に本を出版しました。
「株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!」
amzn.to/2G1VtGw
ビジネス社さんより出していただきました。
この記事のまとめ:
- ビジネスアイデアの発想法を抽象化した本
- 5つの段階を規定しているが、意外とアイデア出しはこの通りのことが多い
- この本の弱点は、事例がないこと
- 抽象的すぎること
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