Altria Group Inc. (MO)2 配当が出ました –アルトリアグループ、NISA口座を活用中の米国株安定高配当企業
Altria Group Inc. (MO)の、2014年第2四半期の配当が出ました。
現状での配当利回りは、このところの株価の堅調な推移を反映して、4.50%と少し利回りが悪くなりました。しかしながら、米国株の中では有数の高配当銘柄だと思います。
この会社の事業リスクは御存知の通り、喫煙被害の訴訟リスクなのですが、7月20日にRJレイノルズ・タバコが喫煙被害訴訟で約2兆4000億円の賠償判決を出されました(google検索 RJレイノルズ 訴訟)。
RJレイノルズ・タバコはアルトリアグループに次ぐ全米2位のタバコ会社なので、この判決は業界で少し尾を引きそうです。しかしながら、タバコがこの世の中から完全に無くなるかというと、そういうことも急には起きそうにありません。これからは少しずつ嫌煙傾向に振れていくとは思いますが、グローバルに事業を展開しているこの会社は急速に売上を落とすことはないでしょう。本業がそれなりに運営できている限りはこの会社は配当性向の80%を含めて、価値が高い会社で居続けると思います。
では、このような株主重視の会社をどのように買い進んでいくか、そして自分年金銘柄に育てていくかですが、過去の株価の推移を見ると、このような会社でもリーマン・ショックの時は、株価が80ドルから20ドルまで下げています。このような機会を大事にして、うまく買い増していければと思っています。
なお、当銘柄はNISA銘柄としても購入しているので、配当にかかる税金が少なくなっています。
NISA枠については、今年度分がまだ50万円ほどあるので、このような高配当銘柄を地道に買い進めたいと思います。
ちなみに、日本におけるタバコ税は64.4%にも上っており、国内では高税率の嗜好品ですね。やはり嗜好品は急に消費が減少することもないでしょうから、安定企業として認識して良いと思います。
ただ、世界的に見ると、極端な高税率というわけではないようです。米国は税率低いですね。
世界のタバコ価格とタバコ税 |
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