2014年の配当収入まとめ –EPSの伸びを意識したら、配当も少しずつ成長しました

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2014年本決算を踏まえた配当が出揃いました。
わたしの投資方針としては、「組入銘柄 2015年8月 –まだまだ暴落は続きます。ここは静観の一手ですね」のように、中国株式から、米国株式やその他の新興国に主軸を移している状況です。投資戦略的にも2年ほど前は、国の成長に合わせた成長株投資をメインとしていましたが、ここのところはばらつきを抑えるべく、米国株式中心で高配当銘柄にシフトさせています。

その投資戦略を反映しているかどうかわかりませんが、私の持ち株の配当は順調に成長しています。

まず、配当収入全体の伸びですが、上記の通り、リーマンショックの落ち込みから順調に伸びてきています。
まあ、ちょうど今は中国バブルが弾けつつあるので、来年の配当は、企業業績の落ち込みに連動してかなり悪い状況になるでしょう。ただ、現在のところ、1/3ほどの資産を米国資産に移し替えましたので、超エレガントとはいえませんが、それなりにリスクを回避した効果が出るものと思われます。

次に配当利回りです。ここ数年は2%前後で回っています。3%くらいを目標にしていたのですが、あまり欲張るとポートフォリオのほとんどが高配当株式になってしまうので、バランス的にはこれでベストかなと思っています。

次に前年からの配当収入の伸び率をグラフにしてみました。対前年でだいたい15%から35%で増えています(2015年は今、配当が入りつつあるので、-90%は途中経過)。上々の成果だと思っています。

今後は、中国の終焉や、日本国債バブルが弾けたりしていくと思いますので、5年から10年は仕込みの時期に入ると思っています。おそらく、株式からは資金が引き上げられていくと思いますので、当面資産が大きく増えることはないでしょう。これから先、5年間でどれくらいうまく仕込めるかがその先の成果を左右するので、リーマンショックの時、同様、謙虚に買い進めたいと思っています。

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もりかずお
もりかずお代表