Shake Shack Inc. (SHAK) 銘柄紹介6 –ニューヨーク発祥のハンバーガやさん、シェイクシャック。今回は2018年決算のキャッシュフローをウォーターフォールチャートで!

ニューヨーク発祥で、日本にも14店舗を展開している本格的ハンバーガー屋さん、シェイクシャックの2018決算について、4回ほどで深掘りしていきます。
今回は、お金の使い方、キャッシュフローをウォーターフォールチャートで見ていきます。

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ちなみに、シェイクシャック、むちゃくちゃ美味しいです。高いけど。
本場ニューヨークの感じは、こちらのChikaさんの動画をどうぞ!
英語で注文!本場のShake Shackで裏メニューを頼んでみる!〔#621〕【🇺🇸横断の旅 08】
https://www.youtube.com/watch?v=vRZSi_f26OY

■シェイクシャックの店舗展開

シェイクシャックは、米国で2000年に創業を始めたハンバーガー屋さんです。マクドナルドと比べるとやや高級ハンバーガーのジャンルになります。
店舗は日本で14店舗展開。2年ほど前はまだ3店舗しかなかったのですが、あっという間に店舗を増やしています。現在は下記の通り。

  • 外苑いちょう並木
  • 新宿サザンテラス
  • アトレ恵比寿
  • 東京国際フォーラム
  • 六本木
  • 東京ドーム
  • 二子玉川
  • みなとみらい
  • テラスモール湘南
  • 御殿場プレミアム・アウトレット
  • 梅田阪神
  • 茶屋町
  • 大丸心斎橋
  • 京都四条烏丸

こんな感じで、日本だけでなく世界展開していますので、将来のスターバックスコーヒーのようにならないかなーと思っている銘柄です。

■キャッシュフローのウォーターフォールチャート

では、ここからウォーターフォールチャートを見ていきます。2014FYから2018FYと続きます。
左から右にかけて、営業キャッシュフロー→投資キャッシュフロー→財務キャッシュフローの項目が続きます。
ウォーターフォールチャートはお金の使い方、その規模感がひと目で分かるので便利です。

2014年。
一番左の本業の儲けはまだまだ少ない状態でした。
その中でプラスのキャッシュは、株式公開に寄る資金調達でした。あと借入金ですね。
この段階では、大規模な店舗展開のための資金を得るフェーズで、本業がまだ回るか回らないかの段階でした。

2015年。
ほとんど2014年と変わらず、株式による資金調達ですが、借入金は少し返しているのが見て取れます。
キャッシュアウトの大きいところは、設備投資。

2016年。
設備投資が大きくなってきました。

2017年。
設備投資が更に大きくなっているのが見て取れると思います。
そして重要なところが、全体のキャッシュがプラスに転じているところ。いよいよ事業が回ってきて、これから大きな利益を刈り取っていくのが見える段階だと思います。
左側の本業のプラスキャッシュも大きいですね。

そして最新の2018年。
きれいなチャートになってきました。
本業の営業キャッシュフローが大きくプラス。
そして、そのキャッシュをほとんど投資に回して、事業の規模を拡大しているが手にとって分かります。

今から本格的な成長に入る会社ですので、投資対象にしては如何でしょうか。

なお、あと3回ほど、収益性や事業の回転などを分析して、ご紹介したいと思っています。

ワタクシゴトですが、2018年5月に本を出版しました。
株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!
amzn.to/2G1VtGw 
ビジネス社さんより出していただきました。

この記事のまとめ:

  • シェイクシャックは、ニューヨークセントラルパークを発祥とするハンバーガー屋さん
  • 日本でも14店舗と、多店舗展開が回ってきた
  • キャッシュのウォーターフォールチャートからもその動きが見て取れる
  • これから世界的多店舗展開による、事業成長に期待

投稿者プロフィール

もりかずお
もりかずお代表