割安株投資か成長株投資か?① –これらの投資法は相反するものではなく、同時に実行すべきもの・・・。あなたの投資パフォーマンスを上げる発想法のご紹介!
これから3回にわたって、割安株と成長株の投資法の話をします。
株式投資の投資法のテーマとして、「割安株投資」と「成長株投資」の2大テーマがあります。
割安株投資は、市場の中で安く放置されている企業を探し出し、見直される前に買っておくという概念の投資法です。この投資法では、割安さをPERなどの財務諸表から定量化できる指標を使って割り出していきます。ある程度の定量化された手法があるので、科学的でもあり、分かりやすい投資法です。
一方、デメリットとして、現状は放置されているが未来はどうなのかは全くわからないという問題があります。また、株式市場が非常に効率的であると思われるため、割安で放置されているというのは、そもそもそれが実力の会社で、未来軸は暗いかもしれません。
成長株投資というのは、時間軸を意識した投資法で、将来利益成長する会社は株価も付いてくるということで、成長する企業を見極めて先に買っておく投資法です。
デメリットは、未来がどうなるかわからないという点です。
このように見てくると、両者の投資法は、良さ悪さがあり、さらに相反するものでは有りません。
ということで、この両者の悪さを避けながら、良さを生かした投資法が良い投資法ということになります。
では、「両者の悪さを避けながら、良さを生かした投資法が良い投資法」を探るために、次回から2回に分けて、解説していきます。
観点は、
①このブログのテーマとなっている「価値」と「価格」の捉え方
②自著の「株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!」のテーマでもある、気象の特性との類似性を活かした考え方
の2点になります。
この2つの組み合わせで投資を実行することにより、あなたの投資パフォーマンスはかなり向上することになるでしょう。
ワタクシゴトですが、2018年5月に本を出版しました。
「株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!」
amzn.to/2G1VtGw
ビジネス社さんより出していただきました。
この記事のまとめ:
- 割安株投資と成長株投資は両立できるもの
- 価値と価格のアプローチが大事
- 気象の特性との類似性を活かそう
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